会社では、変わらぬ態度の梢ちゃんには感謝している。
謹厳実直な係長で通しているのだ。

残業時間が長いのも、うちの課の特徴だし、
仕事の終わる時間が同時なのは、おなじ係にいるので当然といえば当然で。
梢ちゃんと一緒に会社を出たときには、もう、全館真っ暗になっていた。

「・・・少し、飲みます?・・・」
はにかむ用に梢ちゃんの方から言われ、ホっとしてしまうずるい私。

「・・・奥様に・・・わるいわ・・・」
そんな話をしながらも、酔った私は、
なんと、梢ちゃんを家にあげることになってしまった。
魔が差したとしか言いようがない。

灯の消えたマンションのおんなっけのなさに、
私の家庭生活の実態を悟った賢い彼女は、
ベッドで私をゆっくりと優しく慰め、爽やかな朝食でいたわってくれた。

私達の同棲生活が始まった。

・ ・・多恵子も今頃は、H川さんと・・・
そう思うと、ギンギンに梢ちゃんの若々しい股間を突きまくることになる。

二十代のまだあまり脂肪が乗っていないすっきりしたお腹が
乱暴な私の輸送を受け入れるのを
少し痛々しく感じるような気がしたが、
女性の包容力とはたいしたもの、嬉々として受け入れる。

いや、貪るようでいて、適所で
捻じるようなお尻の動きは、妻をも遥かに凌いでいる様な気もする

・ ・・おもったよりも経験豊富なのかも?・・・
 ふと、へんなことも考えるが、若い肉体におぼれていく。