私は40歳の公務員です。妻は36歳で、私が言うのもなんですが、美しい妻だと思っています。いや美しいというより、色気のある女です。結婚10年目の今でも、服装から言葉遣い、床の中まで気を使ってくれて、男の私を満足させてくれるいい女です。

 「いってらっしゃい、あなた」
 その日も、いつものように、出勤する私を送り出してくれていました。
 「ああ、言ってくるよ・・・そう言えば、今日は、健太の学校の先生が、来るんだったな」
 「ええ、家庭訪問なの」
 「よく話を聞いてな」
 「はい」
 「じゃあ、入ってくるよ」
 「いってらっしゃい。早く帰ってきてね、あなた」

 健太は小学三年生の一人息子です。その息子の学校では家庭訪問が始まっていると言っていました。うちにも今日、担任がやってくると、昨日の晩、妻が言っていたのです。健太はいい子だから、何も問題はないだろう。そう思っていました。


 お昼を過ぎ、私は営業周りの途中で、はっと思いました。ちょうどここは、車で家まで10分位だ。家によってみようか。もし、息子の担任教師が来ていたら、挨拶してみるのもいいだろう。男親も、そういう所も必要かもしれない。

 私は車を家の近くのパーキングに止めました。車は自分のものではないし、家の前は狭いので路駐はできないのです。
 家の窓にはなぜか、カーテンが締め切られていました。不思議に思いました。真昼間から・・・。

 ドアは、鍵がかかっておりました。これはそうだろう。用心しろといってるから。でもカーテンは・・・ひょっとして外出してるのか・・・。しかし、昼から担任教師が来るというのに、どこに行ってるんだ・・・。

 少し不愉快になりながら、鍵を開け、玄関の中に入りました。そして、土間に腰掛靴を脱いでいると、
 「ああんっ!」
 と、女の大声が、玄関まで響いてきたのです。

 何だ?何の声だ?妻か?そして、ガタッと、何かが落ちるような音と、
 「ああっ!あんっあんっああんっ!」
 また女の大声が響いてきたのです。

 妻だ。間違いない。しかしその声は、苦痛の大声というより・・・歓喜の声に聞こえるのです。
 「ああん・・うふん・・・くふう」
 大声がむせび泣きに変わり、私はその声の方角へ、廊下を歩きました。そこは、居間でした。ふすまが少し開いていて、そこから見えた光景に、私は金縛りにあいました。

 妻が、男に組み敷かれていたのです。

 「くはんっ!先生ぃっ!」

 担任か!?家庭訪問に来ている担任教師なのか!?
 二人とも全裸でした。妻の肉付きのいい下肢が、男の腰の両側で揺れていました。挿入している!

 「ああ・・くう・・先生ぃ・・・ああん・・・」
 男は、妻を座布団の上に組み敷いて、正上位で妻を貫いていたのです。妻の豊満な白い乳房を片方は揉みしだき、片方はむしゃぶりつき、乳首を舐めていました。
 「あくう・・・先生ぃ・・・気持ちいい・・・あんっ」
 はっきりそう言った妻は、男の背中に細い腕をしがみつかせていました。

 男はがっしりした体格で、私たち夫婦より年上でした。50代に見えました。白髪混じりの頭を、妻のの胸にうずめていて、今度は、妻の唇にむさぼりついていったのです。妻が、それに応えました。男の背をがっしりとつかみ、顔をぶつけるように、舌を伸ばしているのです。

 「ああっ!先生っ!ああんっ・あはんっ・うはん・・・」
 男が猛然と、腰を振り出しました。妻は眉間にしわを寄せて頭を振り乱し、男の太い腕に爪を立てていました。

 「あんっ!こんなの駄目っ!先生っ」
 男が妻を抱えあげ、自分は仰向けになりました。妻を上にしたのです。
 「恥ずかしいっ!いやあっ!」
 妻はそう言いながら、男に下から、乳房を揉まれ、腰を振り出しました。妻の腰が、男の上で前後左右にグネグネと滑っていました。
 
 「たまらない、健太君のお母さん・・・」
 初めて男の声を聞きました。男はそう言った後、起き上がり、妻の下肢を抱えるようにして、妻の体を一回転させ、妻を前に押し出しました。妻は、手練の老年男に操り人形のように、肉体を自由にされていました。男は妻を四つんばいにさせて、バックスタイルで貫いていました。

 「健太君のお母さんのおまんこ・・・たまらない締りだ。行きますよ、お母さんっ!」
 「ああ、駄目え、先生・・・ああっ・・あんっ!あんっ!あんっ!あんっ!・・・」

 ぱんっ・ぱんっ・ぱんっ・ぱんっ・・・
 男が妻の細腰をつかんで、腰を打ち出す度、妻の真っ白なお尻がパン、パンと弾ける音を立て、
 「あんっ・あんっ・あんっ・あんっ・・・」
 と、妻が喜びの声を、男のピストンに合わせて、頭をのけぞらせながら出していました。

 ぱんっ・ぱんっ・ぱんっ・・・
 「あんっ・あんっ・あんっ・・・」
 
 妻の豊満な乳房が激しく揺れていました。男は後ろからそれをぎゅうぎゅうと揉み、乳首を摘みました。そして、

 ズバンッズバンッズバンッ・・・
 「あうんっあはんっくはあっ・・・」
 男がスパートを開始しました。歯を食いしばりながら猛然と腰を振り出したのです。片膝を立て、力強く速く、ズバンズバンと妻のお尻を打ち付けていました。
 妻の肉体がぎしぎしと揺れていました。

 「もう駄目えっ!いっちゃうっ!いっちゃうっ先生っ!」
 「お母さんっ!私ももう限界だっ!中はどうですかっ!健太君のお母さんっ!」
 「駄目えっ!中駄目えっ!健太の先生は駄目えっ!ああっああっ!でもいっちゃう!もう壊れちゃうっ!」
 「うおおっ!」

 ズバンッズバンッズバンッ・・・
 「いくうっ!きゃおおっ!」
 妻が、狼の遠吠えのように仰け反って、叫び、ばったりと突っ伏しました。そして男がすぐ、
 「ぐおおっ」
 と吼え、妻のお尻から離れると、突っ伏した妻の背に向かって、勃起して黒光りしている物をしごいたのです。
 
 ドバッドバッと、男の物から、白い精液が飛び出し、妻の白背中とむっちりとしたお尻に飛び散りました。男は、
 「ううう・・・健太君のお母さん・・・たまらない・・最高だ・・・」
 と呻いていました。


 
 私は、道の角に隠れて、男が出てくるのを待っていました。玄関から、男が出てきて、妻も顔を出しました。妻は、ニコニコとして、男に頭を下げていました。誰が見ても、家庭訪問が終わった担任教師を見送る母親に見えるでしょう。

 私は男の後をつけて、人気の少ない小道に入ったとき、男の背後からスーパーの袋をかぶせ、羽交い絞めにしました。
 「うあわあっ!」
 男は声を出し後ろに倒れました。私は持っていた石で、五六回、男の顔面を殴りつけ、走りさりました。パッと後ろを向いたとき、男は、這いつくばってもがいていました。

 その次の日、新聞に、家庭訪問中の教師、襲われるという記事が載ったのです。そして、不審者に注意の回覧板も出回りました。
 
 

 私は変わりました。私は、目撃したことを妻に一切言いませんでした。その代わり、私は変わりました。私は妻に遠慮していたのか。淡白だったのです。妻も私との交わりで、大声を出すようなことはありませんでした。
 私は妻を激しく攻めました。執拗に。道具さえ使いました。ローター。張り型。私の変化に戸惑っていた妻も、道具に怯えていた妻も、今では歓喜の声を上げています。

 でもまだまだです。もっと、もっと妻を・・・あの時以上に。

 「どうだあっ!」
 「ああんっ!あなたもう駄目えっ!いっちゃうっ!!」
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